2003年11月9日(日) 23時30分53秒 更新
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炙・酒 金市朗
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花祭り
□住所

仙台市青葉区中央3-8-5新仙台駅前B1F

□連絡先
022-211-7128
□アクセス

地下鉄仙台駅を出て徒歩5分(地図はこちら

□営業時間

11:30〜14:00 17:00〜22:30

□休日 日曜日・祝日

 
     
下鉄仙台駅南2番出口を出て仙台アメ横入り口に地下飲食街があります。その中に今回のお店、和風創作料理の「花祭り」さんがあります。

 
すがに、本格的にお酒を取り扱っているお店とあって各地の第一品の銘酒、例えば山形の「十四代」、新潟の「〆張鶴」、高知の「赤野」(詳しくなくて申し訳ありません)が、お店の前に張り出されていました。
しかもよくみると、和紙に手書きで書かれているのです。すべて親方手書きだとか。「たいした事無いですよ。」と、おっしゃってましたが相当、達筆のように思えました。


そしていよいよ 中に入り、中を見回してみると ちょうど向き合えるカウンターと、その後ろに4つの座敷用テーブルとが置いて
あるといったこじんまりとしたつくりでしたが、壁一面には親方手書きのメニューが張り出されていました。「その時々の旬の食材を中心にメニューを変えるものですから…固定していないんです。」と親方。このメニューがとてもお洒落で、見てると、どんなお料理だろうと食欲をそそられました。

 
今回ご紹介頂いた料理は3品で、
全て親方がお薦めの"旬"の食材で作られたものでした。

ず第一品目に出されたのが"のっぺ"という新潟の郷土料理。里芋やにんじん、蓮根、大根、椎茸、枝豆、鮭などの材料と昆布のおだしがきいた醤油味の煮物です。
あっさりとした味付けで、食べやすいように一口サイズになってました。あっさりとした味付けですが、素材にしっかりと味が染み込んでいて食が進む一品でした。

品目に頂いたのが、鱈の白子でした。ちょっと苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、何のことはありません。口に入れた瞬間口の中でとろっととろけるような食感。ほのかな海の香り、ほんのりとした甘味が、彩りよく盛られたもみじおろしの程好い辛味とマッチし、ついつい日本酒で…という気持ちにかられます。魚のこの部分はかなり栄養が高いとの事。苦手な方も一度このお店で食べられてはいかがでしょうか。
していよいよ楽しみにしていたお刺身。
盛皿の方には、秋を感じさせる食材ばかり。
しめ鯖、秋刀魚、天然の鰤が美しく並べられていて、一口ほおばるとシャキっとした食感と脂ののった秋刀魚が口の中で濃厚な味わいを感じさせてくれました。中でも私が一番気に入ったのは親方が絞めたしめ鯖でした。
今回のこの3品のそれぞれのお値段を聞いてみますと"のっぺ"が500円、"鱈の白子"が1000円、刺身3品の盛りあわせが2500円との事。全て天然物でこの値段では大変お得、ちなみにこのお刺身の魚はお客さんのご注文によって変えられるそうです。事前に、親方にお申し出てください。

 
「食
材の7割は魚中心となりますが、けっして養殖・冷凍ものは使わずに天然の近海物しか出しません。確かにある程度仕入れが高額になりますが…」とおっしゃる親方。時には市場で1,2本しか入手できない魚などを市場での人脈等を通じて手に入れることもあるとか。
こういった食材を使うことで、我々も忘れがちだった"季節感"と"本物の味"いうものを思い出させてくれます。こうすることで年中同じメニューの大手の居酒屋と一線が引けるとともに、これを期待して来て下さるお客様に信頼されるお店。
またお酒に関してもお客様や料理、時季において異なってくるため常に日本酒80本、焼酎80本貯蔵されているそうです。
"お客様に季節を知っていただくお店、そのために始終こまめにメニューを替えたり、苦労して食材・お酒を提供する本物趣向のお店"
冬でも平気な顔してパック詰の西瓜を販売している大手スーパーが蔓延しているこのご時世、時間のせわしさに疲れたらこのお店の暖簾を潜ってみてください。きっとご親方が、その時の"旬"の味を提供することで、"現在"というものを確認させてくれるはずです。

 
   

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