2003年11月9日(日) 23時30分59秒 更新
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ピザとパスタの店
スイートガーデン
□住所
宮城県仙台市泉区福岡字高見35-5
□連絡先
022-376-6076
□アクセス
地下鉄泉中央駅より市営バス・泉ヶ岳青年の家行金森橋バス停下車徒歩7分
(
地図はこちら
)
□営業時間
10:00〜19:45
(パスタは11:00〜19:30)
□定休日
不定休
今
回のこのお店
「sweet garden」
には、おそらく飲食店を始めようとする人々が抱くと思われる
「理想」
というものが現実化されています。
まず第一に
、
食材に関してのこだわり
です。このお店で使われている材料というものは、全てこのお店のシェフ遠藤正志氏夫妻とそのご両親が、
自らの畑で無農薬野菜の栽培や養鶏などを行うことで得られた素材を使用
しています。こういったことを徹底することで、お客様との間に
「安全」
という何物にも 代えられない信頼関係を形成する事となります。今現在、きちんとした物を食べたいと願う消費者が増加している中、まず都市部の飲食店がこういったスタイルを取るということは難しいことだと思われます。
第
二
には、
立地条件
にあります。場所的には泉ヶ岳の麓ということで、市街地からは40分という多少遠距離になりますが、その分お客様には都会の喧騒からかけ離れていただく事で、食欲のみならず精神的な
安らぎ
、
癒しの空間
を与えてくれるという点でおおいに注目できるお店です。(料理が出来上がるまでの間は外の中庭と下の農地につながる山道を散策されるお客様が多く、この泉ヶ岳の自然を満喫されていかれるそうです。)
更
には、調理する上で何物にも欠かせない
「水源」
という点で恵まれているという事にあります。このお店では
地下160mより汲み上げた地下水
を使用しているため、
水自体にまろやかな味
があり、それが素材を引き立てていっそうお料理をおいしくしてくれているのです。
これを調理全般に使っているのだから、まず都市部の飲食店にはまねできない味がここにはあるのです。
最
後に
第三
として、お客様に対して徹底した配慮をされていると言う点にあります。まずオーナーシェフにおいては
「作り立てを提供する。」
と言う事にこだわっています。
そのため仕込みに関しては最低限なものにしておいて、注文がきてから調理をするようにされています。またパスタにおいても
「一度に大量に作って味が変わってしまうのが嫌だから」
と言う事で
最高2人分まで
をゆでる量の限度としています。またピザを担当されている奥様の由実子さんにおいても同様のスタイルで調理されています。
ここまで、お客様の立場にたってお料理されているということは、お料理を頂く私たちにとっても
「理想のお店」
と言えるでしょう。
そ
の
sweet garden
さんから出していただいた今回のお料理は
「リンゴのピザ(アイスクリーム添え)」
で、おそらく想像がつくのではないかと思われるのですが、今回のこのピザには
チーズが一切使われていない
のです。そもそもお客様の中にチーズが苦手な方がいらっしゃった事から考えられたピザらしく、ピザ生地の上にはうっすらと焼いたリンゴのスライスがきれいに円状に並べられ、そして中央にはアイスクリームが置いてありました。
最
初見た限りでは、デザートの一種かなと思いながらほおばってみました。すると突然口の中の感覚と言うものが混乱してしまいました。しかしそれはある種心地よい感覚です。その上に更に 林檎の酸味とほろ甘さ、そして丹念に捏ね上げられ、発酵されたピザ生地とが加わる事で、今までに味わった事の無い美味、なんとも言えないおいしさをを体験することが出来ました。
(これは後から聞いたのですが、林檎においては「焼林檎」のように焼いて食べる事も出来るのですが、その時の甘さとなると手をあますほどの物となるらしいのです。しかし今回のこの林檎のスライスに関しては、酸味が味わえるほど微妙に熱が加えられていました。)もうデザートではなく、ピザとして食事として充分ありえる食べ物でした。
こ
のご時世において「速い、安い」が、あたかも美学であるかのように通用している中で、この
「sweet garden」
の存在と言うものは、異色と言うべきものなのかもしれませんが、よく考えてみると、このお店でのこういった食事の形態こそが、本来のレストラン(鋭気を養いくつろげる所)そのものであるという事に自然と気づかせてくれました。そういった意味においてもこのお店の存在というものは、とても貴重なものだと感じました。
こ
れから、スキーシーズン到来泉ヶ岳、スプリングバレーなどの帰り道、また都会でのざわめきに疲れたとき、大切な人と大切な思い出となる時間を過したいとき色々な場面で、
「sweet garden」
でくつろぎのひと時を過してみてはいかがでしょうか?
…きっと満足できるでしょう。
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